麺ぶろがぁK藤 旨しismでぶった切る

麺を中心に、食事、資産運用、旅行などを綴って参ります。

羽田空港 羽田大勝軒

本日は、東京から帰福する最終日。
フィニッシュ麺はどこで喰らおうかと思案していると…

ぬわんと!
羽田空港大勝軒があるではないか⁉

昨日の地元ソウルフードに続き、大学生の頃、初めて食した大勝軒本店のもりそば。まさに、つけ麺にハマった原点のお店に出会えるとは。
山岸大将のismをどこまで受け継いでいるか…

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ズズッと…えっ…💦
確かに麺は悪くない。そして、スープの方向性も間違っていない。。
ただ、スープ作りを6割くらいのところで止めてしまった印象。確かに、さらっとさっぱりと美味しく頂けるのだが、「大勝軒」を名乗るレベルではない。
大勝軒が持つ旨しさは、甘さとしょっぱさと酸っぱさ、そして、複雑な出汁感にある。その何れもが突出し過ぎず複雑なバランスを保っている。
その複雑さがなく、あまりにさっぱりと途中で終わっちゃった感じからは、山岸大将のismを目指す心意気が感じられない。
かなり残念な思いを抱えつつ、一応、スープ割りを行う。

ズズっと…えっ⁉旨し‼何で…?

足りなかった出汁感が、補われ、実に旨し‼
通常のスープ割りでは、どうしても濃いつけダレが薄まることから、旨し感は原液の時よりも落ちる傾向にあると個人的には思う。
なのに、、、ここのそれは、通常がさっぱりし過ぎなのに、スープ割りをすると旨しさがパワーアップしている。これなら、80%まで大勝軒ismに来ていると言える。

うーむ、、、これは判定保留とせざるを得ない。
本店はもりそばに比べて、中華そばは味わいが劣る傾向にあった。しかし、数いるお弟子さんのお店の中には、中華そばの方が旨しなお店が存在することもまた否めない。

とどのつまり、ここ羽田大勝軒は、中華そばの方が旨しism、山岸大将ismが注入されている可能性を残している。むしろ、そこに期待できる状況だ。

よって、山岸大将へのリスペクトに敬意を払い、次回まで判定保留とさせて頂く他ない。

旨しism 判定保留